令和5年厄除祭・御田祭のご案内
厄除祭 (やくよけさい)
1月15日(日)午前11時より
厄年の方々の除災招福を祈願する祭、「厄除祭特別祈祷」を事前の申込みによりお受けします。
詳しくは神社宛お問い合わせ下さい。
御田祭 (おんださい)「県指定無形民俗文化財」
1月15日(日)午後2時より
豊年万作を祈る農耕神事(芸能)です。
当日参拝された方には、この日のみ授与される「福の種」「天野宮宝印(あまのみやほういん)」
「厄除守護札(やくよけしゅごふだ)」が頒布されます。
●御田祭の起源と概要
御田祭は新しい年の初めに、一年の稲作作業を神前で演じ、前もって豊作を神に感謝する(予祝―よしゅく―)ことで今年の豊作を祈願する農耕神事です。
平安時代に起源を持つ大変古い歴史を持つ儀式ですが、室町時代から現在のような狂言形式になったと考えられています。
天野の保存会の皆様により行われる本行事は和歌山県の無形民俗文化財に登録されています。
「天野宮産土宝印(あまののみやうぶすなほういん)札」「福の種」授与のご案内
厄除祭終了後(正午ごろから午後2時まで)、授与所前にて、御田祭のお札と共に「天野宮産土宝印札」並びに「福の種」(初穂料:千円)をお頒ちしています。(はずれ無しの福引券が付いてきます)※福引は御田祭終了後に行われ、その場で景品をお渡しします。お送りは致しかねます。
この宝印札は、神職が毎年一枚一枚手で刷り上げております。この日だけの特別なお札です。
元来は、宝印札を木の棒に挟んで畔に立て、福の種を農作業時に蒔くことで豊作を祈るものでございましたが、現在はお受けになられた方の一年の厄を祓い隆盛を守るものとして、福の種は炊飯時に混ぜて召し上がり、お札は神棚に上げていただくのがよろしいかと存じます。