大阪市立美術館「山の神仏(かみほとけ) 吉野・熊野・高野」における
当社伝来品展示のお知らせ
クリックで拡大表示大阪市立美術館にて、当社伝来の狛犬・掛軸を特別展示しますので、ご案内いたします。
近代、明治における「神仏判然」つまり神と仏を明確に区分する方針のもとで、神仏を祭る空間あるいは信仰形態は大きく変化しました。しかし、吉野・熊野・高野の三霊場では、神仏を分け隔てなくまつり崇敬する「神と仏のありかた」が、受け継がれ護られています。世界遺産登録10周年を記念して開催するこの展示会では、たんに神仏習合という言葉では語りつくすことができない、神と仏がより近しい存在であった江戸時代以前の信仰空間の再現を目指しながら、三霊場を中心として篤い信仰をあつめる「神と仏」のすがた約150件が一堂に展観され、当社からは丹生明神像や狩場明神像、木造狛犬といった伝来品を展示いたします。
〇場所
大阪市立美術館(JR天王寺駅下車400m)
〇期日
平成26年4月8日(火)~6月1日(日)