お知らせ

平成26年厄除祭・御田祭のご案内

●1月19日(日) 午前11時 「厄除祭」   午後2時 「御田祭」
※当日は、祭に合わせて橋本駅・妙寺駅・高野山千手院橋より送迎バスを運行します。

厄除祭 (やくよけさい)
厄年の方々の除災招福を祈願する祭、「厄除祭特別祈祷」を事前の申込みによりお受けします。
詳しくは神社宛お問い合わせ下さい。    Tel. 0736-26-0102

御田祭 (おんださい)「県指定無形民俗文化財」
豊年万作を祈る農耕神事(芸能)です。
当日参拝された方には、この日のみ授与される「福の種」「天野宮宝印(あまのみやほういん)」
「厄除守護札(やくよけしゅごふだ)」が頒布され、神事終了後には福引が行われます。

●御田祭の起源と概要
御田祭の起源は、平安時代に二人の巫女により深夜御田植の儀式が行われていましたが、これがはじまりと伝えられています。
鎌倉時代に申楽(さるがく)が加わり別個に行われていましたが、室町時代にこれらが合わさって狂言形式となり、毎年1月の14日に神仏分離後も神事として行われて来ました。 最近は1月の第3日曜日に実施しています。

◇御田祭の出演者
田人(たびと)・・・・・・・面をつけ、烏帽子(えぼし)、白張装束、白足袋で腰に中啓をさす。
牛飼(うしかい)・・・・・・面をつけ、素袍帆懸(すほうほかけ)烏帽子、白足袋で腰に中啓をさす。
一石(いちこく)・・・・・・面をつけ、黒衣を着る。
早乙女(さおとめ)・・・ 昔は白無垢で守袋をつけていたが、現在は巫女の姿としている。
田ヅ女(たづめ)・・・・・面をつけ赤たすきをかけ、腰に扇をさす。
礼の坊(れいのぼう)・・面をつけ赤たすきをかける。
※ 中啓・・・・・扇子のこと
※ 素袍帆懸け烏帽子・・・頭頂部が片方に折れている烏帽子
※ 一石・・・・・牛のこと